制度・基礎知識

東京スター銀行の外国人向け住宅ローンは永住権なしでも組める?条件・金利・向き不向きを解説

この記事を書いた人:広重(Hiroshige) | 最終確認日:2026-07-12

永住権をお持ちでない外国籍の方でも、東京スター銀行の「スター住宅ローン」なら住宅ローンを申し込めます。年収300万円台から検討できる門戸の広さが特徴ですが、正社員としての勤続要件や、団体信用生命保険(団信)を独力の日本語で理解できることなど、注意すべき条件もあります。本記事は東京スター銀行の公式商品ページと商品説明書(2025年11月4日現在)を実査し、条件・金利・向き不向きを第三者の視点で整理します。

当サイトは特定の金融機関からの報酬の有無で評価順や推奨を変えません。事実に基づき、あなたにとっての向き・不向きを率直にお伝えします。本記事は永住権なしで組める住宅ローン完全ガイドの一部です。

結論:東京スターは「年収300万円台・正社員・単身〜配偶者同意ありの中所得層」に向く

永住権なし対応の可否と主な条件

東京スター銀行のスター住宅ローンは、外国籍で永住許可を受けていない方を対象にした住宅ローンです。主な条件は次のとおりです(2026-07-12 商品説明書実査)。

  • 日本にお住まいで、日本語(読み書き)を理解できる方
  • 満25歳以上65歳以下、完済時75歳以下
  • 正社員として1年以上、または会社役員・自営業として3期以上の安定収入を公的書類で証明できること
  • 税込年収400万円以上、または300万円以上(正社員かつ40歳以下で、当行の担保評価額等の一定条件を満たす場合)
  • 融資額は500万円以上1億円以内
  • 対象は主要都市圏の居住用物件

向く人・向かない人(第三者視点)

向いている人

  • 年収300万〜500万円台で、他行の年収ハードルに届きにくい正社員(40歳以下は300万円枠の対象)
  • 保証会社を使いたくない/使えない人(保証会社・第三者保証は原則不要)
  • 健康上の理由で通常の団信に入りにくい人(ワイド団信の選択肢あり)

向いていない人

  • 日本語の契約理解に不安がある人:団信は「被保険者本人が独力で日本語を理解し記入できること」が条件のため、通訳や家族の代読を前提とする場合は難しい
  • 地方(主要都市圏以外)の物件を購入したい人
  • 非正社員で年収300万円台の人(300万円枠は正社員が前提)

他行と比べた立ち位置

東京スターは「年収のハードルの低さ」と「保証会社原則不要」が強みです。一方で日本語要件は厳格です。他行を含めた比較は永住権なし対応13機関の比較表をご覧ください。

スター住宅ローンの基本条件

対象者・在留資格

永住許可の有無は問われますが(永住権なしでも可)、日本在住・日本語理解・主要都市圏の居住用物件が前提です。契約手続きの際は店舗への来店が必要です。

年収・雇用形態・勤続年数

項目内容(公式・PDF実査)
年収400万円以上、または300万円以上(正社員かつ40歳以下・担保評価額等の条件付き)
雇用形態正社員(1年以上)、または会社役員・自営業(3期以上)
収入証明安定した収入を公的書類で証明できること

融資額・手数料

  • 融資額:500万円以上1億円以内(10万円単位)。購入・建築の場合は物件購入価格が上限
  • 事務手数料:融資金額に対して2.2%〜3.3%(税込)。ほかに登記費用・印紙税等の実費
  • 繰上返済手数料:無料

対象エリア・言語対応

対象エリアは主要都市圏の居住用物件。契約理解と団信申込は、本人が独力で日本語を理解できることが要件です(通訳や家族の代読を前提とする場合は難しい)。

審査で重視される点(東京スターの場合)

在留資格・在留期間

永住権なしでも申し込めますが、安定した収入と勤続の証明が重視されます。借入期間中に永住許可を取得し当行へ連絡した場合、所定の審査のうえ金利優遇を受けられる場合があります。

配偶者の扱い(連帯債務・連帯保証)

配偶者がいる場合は、配偶者を連帯債務者または連帯保証人とする必要があります(配偶者が日本語理解を代行できる、という趣旨ではありません)。収入合算や共有物件の場合も、合算者・共有者が連帯保証/連帯債務者になる必要があります。

団信と日本語理解

団体信用生命保険付きプランへの加入が必要です。がん団信・ワイド団信は金利+0.3%。外国籍の方は「被保険者本人が独力でしおり・申込書を理解し、日本語で記入できること」が団信加入の条件です。日本語に不安がある場合はこの点が最大のハードルになります。

東京スターの住宅ローン金利は外国籍だと高い?

金利は契約時点の「スターワン住宅ローン基準金利」をもとに決まり、変動金利型・固定金利型(3年・5年・10年)から選べます。給与振込口座の指定などの引き下げ条件があります。金利は毎月見直されるため、最新の水準は必ず公式サイトでご確認ください(本記事では月次変動する具体値の断定は行いません)。

なお「外国籍だから金利が一律で高い」という商品設計ではなく、基準金利と引き下げ条件・団信プランの選択によって決まります。

申込みの流れと必要書類

  1. 公式サイト・店舗で相談(契約手続き時は来店が必要)
  2. 事前審査 → 本審査
  3. 契約・融資実行

外国籍の方は、在留カードや収入を証明する公的書類(源泉徴収票・課税証明等)の提出を求められるのが一般的です。具体的な必要書類は申込時に東京スター銀行へご確認ください。

東京スターが向かない場合の代替

よくある質問(FAQ)

Q. 東京スターは永住権なしでも本当に組めますか?

A. はい。スター住宅ローンは外国籍で永住許可を受けていない方向けの商品です。ただし年収・勤続・日本語理解などの条件があります。

Q. 配偶者が日本人でない場合はどうなりますか?

A. 配偶者がいる場合は、国籍にかかわらず配偶者を連帯債務者または連帯保証人とする必要があります。

Q. 金利は外国籍だと高くなりますか?

A. 外国籍を理由に一律で高くなるわけではありません。基準金利・引き下げ条件・団信プランで決まります。最新金利は公式サイトでご確認ください。

Q. 日本語が苦手でも申し込めますか?

A. 団信の加入に「本人が独力で日本語を理解・記入できること」が条件のため、日本語の契約理解に不安がある場合は難しい可能性があります。

この記事の情報源と更新方針

  • 一次情報源:東京スター銀行 公式商品ページ、およびスター住宅ローン商品説明書(2025年11月4日現在)
  • 情報の最終確認日:2026-07-12(公式商品ページ・商品説明書PDFを実査)
  • 更新方針:年2回の定期見直し、条件・金利の変更時は随時。金利は月次で変動します
  • 中立性:報酬の有無で評価順を変えません。事実誤認の指摘は問い合わせ窓口へ
  • 本記事の情報は一般的な解説であり、実際の融資条件は東京スター銀行の審査結果によります

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