この記事を書いた人:広重(Hiroshige) | 最終確認日:2026-07-13
あすか信用組合は、「住宅ローン(永住権のない外国籍の方専用)」という専用商品を公式に用意している、数少ない金融機関です。東京・埼玉を中心とした東日本にお住まいで、3年以上日本に在留している定住者の方が主な対象です。もともと在日コミュニティの相互扶助を背景に持つ信用組合で、日本語の契約理解を配偶者や弁護士等の助けを借りて行える場合も認められる点が特徴です。本記事は公式商品ページ(2026年7月13日実査)をもとに、条件・向き不向きを第三者の視点で整理します。
この記事は、ご自身やご家族が住むための「住宅ローン」の解説です。収益用物件を購入する不動産投資ローンとは商品も条件も異なります。
当サイトは特定の金融機関からの報酬の有無で評価順や推奨を変えません(あすか信用組合とのアフィリエイト提携はありません)。事実に基づき、あなたにとっての向き・不向きを率直にお伝えします。本記事は永住権なしで組める住宅ローン完全ガイドの一部です。
結論:あすかは「東京・埼玉中心の東日本に住む、在留3年以上の定住者」に向く
永住権なし対応の可否と主な条件
あすか信用組合の住宅ローン(永住権のない外国籍の方専用)は、その名のとおり永住権がない外国籍の方を対象にした専用商品です。主な条件は次のとおりです(2026-07-13 実査)。
- あすか信用組合の組合員であること(出資金を払って加入)
- 3年以上日本に在留、かつ在留期間が3年以上の定住者であること
- 日本語で商品・契約内容の説明を理解できること(配偶者または弁護士等の助けを借りて理解できる場合を含む)
- 借入時の年齢が満20歳以上60歳以下、完済時80歳以下
- 同一勤務先に2年以上勤務、または2年以上安定収入のある個人事業者(会社役員)であること
- あすか信用組合が指定する団体信用生命保険に加入できること
- 在留資格の種類などにより利用できない場合があります
向く人・向かない人(第三者視点)
向いている人
- 東京・埼玉を中心とする東日本に住み、対象物件を購入する在留3年以上の定住者
- 日本語の契約理解に不安があり、配偶者や専門家の助けを借りたい人(他行より柔軟)
- 特別永住者・在日コミュニティの背景を持ち、地域に根ざした金融機関で相談したい人
向いていない人
- 対象エリア外(関西・九州など)の物件を購入したい人:営業エリアが東日本(東京・埼玉中心)に限られます
- 日本在留が3年未満、または同一勤務先の勤続が2年未満の人
- 固定金利で借りたい人:この商品は変動金利のみです
他行と比べた立ち位置
あすかは「永住権なし専用商品」「日本語理解の助力が認められる柔軟さ」「東日本の地域密着」が強みです。一方でエリアと在留・勤続の要件があります。全国対応で相談しやすいスルガ銀行や、他行を含めた比較は永住権なし対応13機関の比較表をご覧ください。
住宅ローン(永住権のない外国籍の方専用)の基本条件
対象者・在留資格・組合員要件
上記の対象条件に加え、利用にあたっては組合員への加入(出資金の払い込み)が必要です。もともと在日韓国人の相互扶助を目的として設立された地域信用組合で、現在は他の国籍の方にも対応しています。
資金使途(居住用に限る)
本人またはご家族が居住するための、次の資金が対象です。収益用(投資用)物件は対象外です。
- 戸建住宅・マンションの購入(中古を含む。登記上の床面積40㎡以上)
- 住宅の建築・増改築
- 土地の購入(1年以内に住宅建築予定のあるもの)
- 住宅資金の借換え(あすか信用組合の住宅資金の借換えは除く)
融資可能額・借入期間
- 融資額:1億円以内、かつ購入金額の80%以内(自己資金がおおむね2割必要)。融資限度額は税込年収を基準とした返済負担率に応じます
- 借入期間:35年以内
- 収入合算:同居の配偶者・親・子で可能(合算年収限度は合算者年収の50%、合算者は2年以上勤続・安定継続収入)
金利・手数料・団信
- 金利:変動金利型。連帯保証人の有無によって適用金利が変わり、団信の保険料が金利に含まれます。金利は年2回見直されるため、最新の水準は必ず公式サイトでご確認ください(本記事では月次・定期で変動する具体値の断定は行いません)
- 団信:加入必須。一般団信のほか、がん保障特約付(金利+0.1%)、三大疾病特約付(金利+0.2%)から選べます
- 事務手数料:融資金額の2.0%(税別)。繰上返済手数料は3年以内が返済額の2.0%、3年超は30,000円(税別)。ほかに印紙代・登記費用等の実費
- 火災保険:原則不要(借地権付建物〔堅固建物を除く〕の場合は火災保険と質権設定が必要)
審査で重視される点(あすかの場合)
在留期間・勤続年数
3年以上の在留(在留期間も3年以上)の定住者であること、同一勤務先に2年以上または個人事業者として2年以上の安定収入があることが重視されます。定着度と収入の安定性を、地域密着の視点で見る商品です。
保証人・組合員要件
- 保証人は原則、法定相続人1名以上。収入合算者や融資対象物件の共有者は保証に加わっていただきます
- 利用には組合員への加入(出資金)が必要です
日本語理解(助力が認められる点)
日本語で商品・契約内容を理解できることが条件ですが、配偶者または弁護士等の助けを借りて理解できる場合も含むとされています。日本語に不安がある方にとって、本人独力の理解を求める銀行(例:東京スター銀行の団信)より柔軟です。
あすかが向かない場合の代替
- 対象エリア外(関西・九州など)の場合は、全国対応のスルガ銀行や、他の全国対応行を比較表で確認してください。
- 配偶者が日本人・永住者なら、SBI新生銀行(配偶者連帯保証)も選択肢です。
- 条件が合わない場合は、外国人が住宅ローンを断られた後の救済ロードマップをご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. あすか信用組合は永住権なしでも本当に組めますか?
A. 組めます。「住宅ローン(永住権のない外国籍の方専用)」という専用商品があり、3年以上の在留や組合員加入などの条件を満たせば申し込めます。
Q. これは不動産投資用のローンですか?
A. いいえ。ご本人やご家族が住むための居住用住宅ローンです。収益用(投資用)物件は資金使途の対象外です。
Q. 日本語が苦手でも申し込めますか?
A. 日本語で契約内容を理解できることが条件ですが、配偶者や弁護士等の助けを借りて理解できる場合も含むとされています。
Q. 東京・埼玉以外でも利用できますか?
A. 営業エリアは東日本(東京・埼玉中心)です。対象エリア外の物件は取り扱いが難しいため、他の全国対応行をご検討ください。
Q. 特別永住者ですが対象になりますか?
A. 特別永住者の方も含め、永住権のない外国籍の定住者を広く対象にした商品です。詳しくは特別永住者の住宅ローンもあわせてご覧ください。
この記事の情報源と更新方針
- 一次情報源:あすか信用組合 住宅ローン(永住権のない外国籍の方専用)商品ページ
- 情報の最終確認日:2026-07-13(公式商品ページを実査)
- 更新方針:年2回の定期見直し、条件・金利の変更時は随時。金利は変動します
- 中立性:報酬の有無で評価順を変えません(あすか信用組合とのアフィリエイト提携はありません)。事実誤認の指摘は問い合わせ窓口へ
- 本記事の情報は一般的な解説であり、実際の融資条件はあすか信用組合の審査結果によります
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